シリーズ第8話｜“都内ゴルファーに選ばれている”の根拠は本当？アルファード推しを現場目線で検証

🏌️‍♂️第8話｜“都内ゴルファーに選ばれている”──その言葉、根拠はどこに？

Q｜本当に「都内ゴルファーに選ばれている」の？
A｜「選ばれている」と言い切る公的統計や調査は公開されていません。現場の実感では、送迎で目にするのはクラウンなどのセダンが中心。接待や法人利用の主流はお一人様一台（多くても二名）で、アルファードなどの大容量ワゴン前提の需要は少数派です。

Q｜なぜセダンが多いの？
A｜理由は明確です。

• 接待・法人利用はお一人様一台が基本（多くても二名）
• クラブバッグはトランクで十分積載可能
• 乗り心地と静粛性でセダン優位
• フォーマルな場面で相応しい外観
• アルファードなど大容量ワゴンは例外的ケース（4名＋4バッグなど）で有効

Q｜「大容量ワゴン＝便利・高級」は本当？
A｜4バッグ4名乗車のようなケースでは有効ですが、全体のごく一部。多くの送迎は大量荷物を想定しません。アルファードを含む大容量推しは宣伝上の見せ方であり、現場需要の中心ではありません。

Q｜「一般の（法人）タクシーより快適」という比較は妥当？
A｜長時間待機が前提のゴルフ送迎は、そもそも多くの法人タクシーが扱いません。比較対象として挙げること自体が現場を知らない論法です。実際の検討軸は「経験ある個人タクシー」か「ハイヤー」かであり、決め手は車種よりも運転手の経験・判断力・段取りです。

グリッサンドゴルフクラブ

エントランス付けのしやすさ・静粛性・フォーマルな印象から、接待や法人利用ではお一人様一台（多くても二名）のセダン送迎が中心。クラブバッグはトランクで十分に収まり、アルファード等の大容量ワゴンが必要となるケースは例外的です。