🏌️‍♂️第9話|「柔軟な予約体制」の実態──“特別”ではなく、現場の基本オペレーション

送迎サイトでよく見る「柔軟に対応」「早朝・遅い時間もOK」。――でも、それは本当に“柔軟性”でしょうか? ゴルフ送迎は朝のお迎えからご帰宅までの一日貸切が基本。やるべき当たり前の段取りを、あたかも特別なサービスに見せる“ポエム構文”を、現場の視点で検証します。

Q|早朝出発や遅めの帰宅、これって柔軟対応の証拠?
A|いいえ。ゴルフ送迎は最初から一日貸切が前提。ラウンド後の会食や接待で帰りが遅くなるのも想定内です。これだけで「柔軟」とは言えません。

Q|「早朝出発がほとんど」って本当?
A|実際はスタート時刻が7時台〜10時台まで幅広いのが一般的。特に土曜の10時スタートは渋滞の影響が読みにくく、遅刻リスク管理が難所。ここで差が出るのは車種ではなく運転手の段取りと判断です。

Q|「予約制だから手間いらず」って何が違うの?
A|予約はゴルフ送迎の大前提。
“手間いらず”を実現しているのは運用体制です。例えば:

  • 事前の行程確認(スタート時刻・会食有無・立ち寄り先)とバッファ設定
  • コースごとの出入口・待機ルール・降車位置の把握
  • 当日の渋滞・事故情報の監視と代替ルート準備
  • 担当者との連絡手段共有(電話/SMS)と合図の取り決め

つまり“予約制”が特別なのではなく、準備と運用がきちんとしているかが肝心です。

Q|時間制貸切プランと往復プラン、何が違う?
A|名称が違っても、ゴルフ送迎は基本的に往復・長時間待機を含む一日貸切です。重要なのはプラン名ではなく、実際の対応範囲(待機・立ち寄り・経路変更・延長時の扱い等)が明確かどうか。

Q|「快適さ」は車で決まる?
A|現場の実感では、お帰りの第一声は「渋滞してますか? 何時に着きますか?」。多くの方はできるだけ短く安全に帰りたい。快適の本質は渋滞回避・適切なルート・無駄のない動線で、車種だけでは成立しません。セダンでも十分に“快適”は実現します。

Q|本当の“柔軟性”って何?
A|「遅くなっても対応します」ではなく、想定外へのスマートな対処です。例えば:

  • 急なスルー変更や早上がり・追加9Hへの対応
  • 会食場所の変更・立ち寄り追加・降車先分割
  • 事故渋滞の即時迂回・PA/S.A.での休憩調整
  • 土曜10時スタート等の難条件での遅刻ゼロ設計

立野クラシックゴルフ倶楽部エントランスで待機するFUJISAKI TAXIのクラウン(ゴルフ送迎)
立野クラシックゴルフ倶楽部のエントランス前で待機するFUJISAKI TAXIクラウン。接待ゴルフにふさわしいフォーマルな送迎シーン。

立野クラシックゴルフ倶楽部