🏌️‍♂️シリーズ第3話|「アルファード×個人タクシー」が“非常に有効”の根拠は?

ゴルフを通じた接待は、ビジネス上の信頼関係を築く重要な場面でもあります。その大切なお客様を送迎する車両として、「アルファード×個人タクシー」という選択は非常に有効──本当にそうでしょうか?

目次

Q1|なぜ“アルファード×個人タクシー”が接待ゴルフに有効だと言えるのか?

A1|車種だけで「非常に有効」とは言い切れない。

接待ゴルフの送迎で最も重要なのは、車種よりもドライバーの経験値と現場対応力です。名門コースや接待向けコースのエントランスを見れば明らかです。

  • 日本交通など大手4社の黒塗りセダン(クラウン、レクサス)が多数
  • 次に多いのが請負運転手によるベンツやセンチュリー
  • その中に少数の個人タクシー

日本交通では、クラウンはスタンダードクラス、アルファードはワゴンクラス扱いで、選択基準は人数や荷物量です。

Q2|なぜセダンが多いのか?

A2|役員車は“セダンがふさわしい”という慣習があるから。

接待ゴルフ送迎は、役員車文化の延長にあります。ハイヤー会社の主力は今もクラウン、レクサスLS、センチュリーといった黒塗りセダン。これは単なる車格の話ではなく、公式の場で相手に失礼のない外観と儀礼性を保つための慣習です。

現場では、出迎え時の見栄えや降車の所作、玄関付けの取り回しやすさまで考慮されます。セダンはそのすべてでバランスが良く、役員車=セダンという感覚は今も根強く残っています。

Q3|ではアルファードが活きるのはどんな時?

A3|人数や荷物が多いとき。

4名乗車やキャディバッグ多数など、セダンの積載量を超える条件ならワゴンクラスが合理的です。ただ、接待ゴルフの大半は1〜2名乗車で、荷物もセダンで十分収まります。「アルファードがベスト」という前提は、現場の実態とは必ずしも一致しません。

Q4|接待ゴルフ送迎で本当に評価される要素は?

A4|以下の3つ。

  1. 経験:接待コースの動線や到着後の流れを熟知している
  2. 時間管理:遅延ゼロで予定通りに到着する
  3. 空気の読み方:必要以上に話さず、会話好きなお客様には合わせる

【まとめ】

「アルファード×個人タクシー=非常に有効」という断定は、車両の魅力だけを根拠にした短絡的な表現です。現場では、1〜2名乗車の接待ゴルフ送迎=セダン多数派が実態。車両選びは条件次第であり、送迎成功のカギはドライバーの経験と対応力です。

キングフィールズゴルフクラブの駐車場に並ぶクラウン個人タクシー2台と黒塗りハイヤー
キングフィールズゴルフクラブにて。クラウン個人タクシー2台口(1名1台)と隣に並ぶ黒塗りハイヤー。接待ゴルフ送迎の現場ではセダンが主流。

キングフィールズゴルフクラブ

接待ゴルフの送迎では、クラウンやレクサスなど黒塗りセダンが多数派。名門コースでも、人数や荷物の条件が合えばセダンが基本選択となる。