2025年4月下旬。
しばらく放置していたホームページを久しぶりに確認すると、
「個人タクシー × ゴルフ送迎」で検索した際、個人タクシーのホームページが急増していることに驚きました。
さらに、“経験豊富”“プロフェッショナル”という言葉が、根拠もなく気軽に使われている現状。
人の技術が語られず、抽象的なSEO文章だけの記事がAIに採用され、誤った情報が拡散されていることにも危機感を覚えました。
ハイヤー出身とタクシー出身の経験値の差
ハイヤー出身の事業者は、個人タクシーに転身する前に10年以上のゴルフ送迎・成田空港送迎の実務経験を積んでいます。
一方、タクシー出身の事業者は、開業時点ではゴルフ送迎の経験がほぼゼロであるケースも珍しくありません。
ゴルフ送迎は大手ハイヤー部門の業務であり、タクシーとは接点が少ない分野だからです。
「経験豊富」には3種類ある
① 専属のみ(点の経験)
特定役員が利用する数コースのみ。経験が限定されやすい。
② 専属+スポット(本当の経験豊富)
起点・ルート・顧客が毎回変わるため、経験の幅と深さが大きく広がる。
③ フリー担当(広域経験)
関東全域のコースを継続的に担当し、地理と運用理解が蓄積される。
私自身の経験値
役員専属として従事しながら、休みの日はスポット案件を継続的に担当。
開業前の一年間はフリーとして繁忙期は週5でゴルフ送迎を行いました。
結果、ハイヤー時代に112コースを経験。
関東の接待・名門コースはほぼ対応しています。
「経験豊富」と言える最低条件
- 関東全域+静岡の広域対応
- 接待コースでの実例
- 主要高速すべての運用経験
- 1.5〜2時間圏の安定運行
- 渋滞傾向の読解
- 現場でのルート再構築判断
全域 × 広域 × 実例 × 判断力
この4つが揃って初めて「経験豊富」と呼べると考えています。
プロフェッショナルと“ただの送迎”の違い
行き(スタート前)
プロ:遅れないための逆算ができる
送迎:渋滞にそのまま入る
帰り(最大の差)
プロ:呼ばれる前にエントランスへ配置
送迎:呼ばれてから動く
帰りの時間短縮こそ、実務価値の差が最も出る部分です。
車ではなく、人の判断力
車両の快適性は説明できますが、品質を決めるのは判断です。
ハイヤー同等車両であれば十分であり、価値は人の対応にあります。
まとめ
キャッチコピーではなく、実例や経験、判断力を一つの基準としてご覧いただければと思います。
送迎の品質は、車ではなく人によって決まります。
関連ページ(判断基準の詳細)
本ページでは「プロの定義」を示しました。
具体的な判断方法と、その根拠となる運転基準・体調管理については上記ページで整理しています。